ダイソーやセリアで売っている「過炭酸ナトリウム」。
かなり便利なんですよ!!
というのも過炭酸ナトリウムは、オキシクリーンと同じ酸素系の漂白剤。
オキシ漬けに使うことができるのです。
この過炭酸ナトリウムだけでもよいのですが、さらに汚れ落ちをよくするため、
同じく100均洗剤の「セスキ」も使って「オキシ漬け」する方法をお伝えします。
100均の洗剤でオキシ漬けができる!用法容量について
準備する洗剤は2つ、
- セスキ炭酸ソーダ
- 過炭酸ナトリウム
です。
ダイソーやセリアで取り扱いがあります。
量は少ないですが、100均で買えるのは嬉しいですね。
100均の洗剤でオキシ漬け液を作る方法
40度から50度くらいのお湯4リットルに対して、
- 過炭酸ナトリウムを大さじ2弱
- セスキ炭酸ソーダを小さじ1くらい
を入れます。
そしてよく溶かす!
アルカリ性のため、直接触れると手がぬるぬるします。まぜるときは、必ず道具を使いましょう。

手の表面の油が溶けちゃいます
溶液ができたら、汚れを落としたい物を30分~数時間漬け込みます。
漬け込みが終わったらすすぐだけ。
簡単ですね。
オキシ漬けについての詳細はこちらにまとめました

ではなぜこの2つの洗剤を混ぜると、漬けるだけで汚れが落ちるのでしょう?
汚れが落ちる!オキシクリーンの成分との比較
オキシクリーンの主要な成分ですが、
- 過炭酸ナトリウム(漂白剤)・・酸素系(さんそけい)の漂白剤でオキシクリーンの主成分。漂白効果のある洗濯用の洗剤などにも入っています。
- 炭酸ナトリウム(炭酸塩)・・泥よごれなどを浮かせて汚れを落ちやすくする性質
漂白剤と、汚れ落ちをよくする成分(炭酸ナトリウム)を合わせることで、漬け置き洗いの効果が生まれるのです。
炭酸ナトリウムはダイソーなどの100均では取り扱いが無かったので、セスキで代用しました。
→というのも、セスキの主要な成分は、炭酸ナトリウムと重曹なのです。

炭酸ナトリウム+重曹がセスキだったんだ!
炭酸ナトリウムは重曹よりも水に溶けやすく、汚れ落ちがよいのが特徴。
ネットだと、1キロで500円前後で販売されています。
炭酸塩とも言います。
炭酸ナトリウム(炭酸塩)はアルカリ性洗浄剤

名前は似てるけど違う成分だよ
この二つの洗剤を、
過炭酸ナトリウム:炭酸ナトリウム(セスキ) = 4 : 1
で配合して漬け込みます ※独自調べ
汚れ落ちを追求する場合には、セスキではなく、炭酸ナトリウムを使うことをおすすめします。
過炭酸ナトリウム溶液の注意点について
上記の洗剤を水に溶かした溶液は弱アルカリ性となっています。
塩素系の漂白剤「ハイター」「カビキラー」などとは絶対に混ぜないで下さいね!!
そして、ウールやシルク、革製品には使用できません。
そしてフローリングなどの無垢の木などにかかると、しみになることもありますので、注意して下さい。

便利な過炭酸ナトリウムの使い方 まとめ
以上ダイソーなどの100均で買える、ナチュラル系洗剤を使っての漬け込み洗いの方法でした。
それぞれ単品でも色々な使い道があるので、家に常備しておくと便利ですよ。
オキシクリーンが手に入りにくい時にも同じように使えます。
ちなみに、最近はオキシウォッシュという、オキシクリーンによく似た日本製の洗剤も発売されて、ダイソーやセリアでも取り扱いがあります。
オキシウオッシュについてはこちらにまとめました
>>100均で買えるオキシ♪オキシウォッシュで簡単つけこみ洗い

ニオイもなく色落ちもない酸素系の漂白剤、うまく活用すればお掃除やお洗濯がちょっと楽になりますね。