防犯砂利の効果とデメリット|廃棄処分した理由と処分方法について

戸建てに引っ越してきてすぐに、家のまわりに防犯用の砂利を敷きました。

白っぽくて軽いガラス素材の物です。

ところが、その防犯砂利が意外にクセモノで、最終的には産廃業者を呼んで引き取ってもらいました。

どうしてせっかく敷いた砂利を処分することになったのか?

ということで、軽いタイプの防犯砂利のメリットと意外なデメリット、処分方法などについて書きました。

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防犯砂利を買って処分に困った話

引っ越してきた当時、防犯が気になり防犯砂利というものを敷くことにしました。

それほど高価ではなくて、ガラス素材の軽いタイプの物です。

家の周囲に敷き詰めておけば、歩くとジャリジャリと大きな音がするようになるので、防犯効果が大きいと思ったのですね。

ホームセンターへ砂利を買いに車で何往復もして、自分たちで庭に敷きました。

白っぽい色のため、家の周囲が明るくなり当初は大満足でした。

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ガラス素材の防犯砂利|3つの問題点

しばらくすると、やや困ったことになってきました。

①雨で流れて来る防犯砂利

この砂利はとても軽い為、雨が降ると流されて排水溝まわりにたまってきます。

その度に流れてきた砂利をかき集めて、もとの位置に敷きます。

これが毎回結構な手間でした。

②ガラス製の防犯砂利は踏むと粉々

ガラスを発砲させて作って防犯砂利はとてももろく、踏むたびに粉々になります。

そして砕けてチョークのような白い粉が飛び散るのです。

雨で流れた防犯砂利が家の前の道路に転がり、その上を車が通ることで道路が白くなり家の正面が汚い印象に。

そして材質がガラスなので、飛び散った粉を吸い込むと体に悪いのではないかと思いはじめました。

いくら注意しても、子供がおもしろがって砂利を踏んで遊ぶので・・
粉が肺に入るのでは?と心配な毎日です。

③ガラス製の防犯砂利に防草効果はなかった

砂利をまいておけば、雑草も生えてこないだろうと気軽に考えていましたが、雑草は砂利などおかまいなしに生えてきます。

むしろ砂利があることで草取りしにくいし、落ち葉をひろったりするのもむしろ大変。

そもそも砂利を撒く際には、防草シートを先に敷いておくのが必須だったんですね。

防草シート

※防犯砂利を撤去して、防草シートの上に石の砂利を撒くことにしました。

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防犯砂利は産業廃棄物扱い

結局色々考えてこの防犯砂利、全部処分することにしました。

防犯砂利の処分方法を行政に問い合わせる

燃えないゴミに出そうと思い、念のために市のゴミ回収の窓口に聞いてみると、

『土や砂利に分類されるものは回収できない』とのことでした。

どう処分すればよいのかを相談したところ、地元の産廃組合を紹介されました。

そして今度はその産廃組合に電話。

自宅に近い業者を紹介してもらい、再び業者に電話をしました。

こうしてやっと回収のメドが立ったわけです。

実際の回収日がやってきました

回収日も決まり、家の周囲の防犯砂利を必死でかきあつめて、ビニールに詰めて準備しておきます。

当日、廃棄物処理の大きなトラックが家の前に横付けされました。

そしてかき集めた砂利を計量してもらい、キロあたりの料金を支払い無事に処分できました。

1万円弱かかったと思います。

ネットで砂利処分キロあたり10円と低価格の処分価格をみかけますが、そんなには安くなかったです。10袋分で7~8,000円かかったと記憶しています。

(何か所も電話をするのが億劫で、相見積もりは取っていないので実際の相場はわかりません。)

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防犯砂利の種類と処分|まとめ

ガラスを発泡させて作った防犯砂利は安価で手に入りやすいのがメリットですね。

ただ、すぐ流れて割れるのでメンテナンスに手間がかかります。

  • 水はけが良い場所
  • 防草シート敷き詰めの上

と、条件さえ整っていれ問題ないのだと思います。

ただ、防草シートを綺麗に敷くのもかなり大変なので、ある程度手間がかかることは覚悟した方がよさそう。

そしてガラス製の防犯砂利の処分方法は、自治体によって違うようです。

今回は『素材がガラス(不燃ごみ)であっても、砂利なので回収できない』とのことでした。

ただし、ガラスとして回収してもらえる地域もあるようです。

なので、購入前にはお住いの自治体に処分方法も確認しておくと、不要になった際にもお金や手間もかからずよさそうです。

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