固形の石鹸は、削って固めてリメイクすることができます。
無添加の石鹸なら、色や香りをつけたりしてオリジナル風に作り変えることができますよ。
(最初に削るのがちょっと大変ですが)
形をつくる工程は粘土遊び感覚で出来るので、子どもと一緒に作ってみました。
せっけん素地を使った手こね石鹸の作り方
こちらの無香料の石鹸を、削って作りました。
水分量は、その都度調節して作ると上手くいきます。
材料
- 石鹸素地 300g(固形の石鹸を削ったもの)
- 熱湯 60ml~90ml(様子をみて追加)→ローズヒップなどのハーブを煮出したお湯で作れば、好みの色や香りの石鹸になります。
- 精油 1g~2gくらい→ラベンダーなどお好みで。精油は全体の1パーセントまでが適量。
精油はラベンダー・ローズウッド・ゼラニウムなどがオススメです。
柑橘系は、肌に使う物には向きません。
このようなフレーク状の石鹸素地(素材)も売ってるので、これを使えばもっと簡単ですね。
純植物石けん素地(1kg)
1キロで1,500円~販売されています。
道具として、まな板や包丁、ビニール袋も準備します。
手こね石鹸の作り方
まずは、下準備です。
固形石鹸を、包丁でみじん切りにして、石鹸素地にします。
ネットで調べると「おろし金で削る方法」が出てきましたが、どうもかなり大変そう。
なので、まな板と出刃包丁で細かいみじん切りにしました。
無添加・香料なしの石鹸だったので、料理用のまな板と包丁を使用しました。
(洗えば問題なし。)
香りや色がついている石鹸で、色や香りの移りが気になる場合は、100均などでまな板と包丁を用意するのがよいでしょう。
【作り方】
- 石鹸素地を厚手のビニール袋に入れる→もむので、袋は丈夫なもの、さらに2重にします
- 熱湯(ハーブを煮た抽出液)と精油・はちみつを入れてコネコネしてよくまぜる。熱湯の量は湿度などによってかわりますが、少しずつ様子をみながら。
- よくまざったら、成型して乾燥させる。厚みのある形のほうが、折れにくくて使いやすい石鹸になります。
- 2~3日たってよく乾燥したら完成
熱湯の量の調整が難しいかもしれません。
お湯が少ないとまとまりにくいですが、入れすぎると乾燥に時間がかかります。
様子を見ながら少しずつ足すのがポイントです。
今回は古くなった紅茶のティーバッグを煮出して、色付けしまてみました。
完成品はこちら
刻み方が荒かったのと、紅茶の色合いで焼きおにぎりみたいになってしまいました(汗
もとはパーム油が多く配合された石鹸のようで、泡立ちは少なめです。
削った石鹸に使用されている油脂成分によって、固さや泡立ちなどの使用感は違ってくると思います。
>>石鹸素材は何がいい?オイルに含まれる脂肪酸による石鹸の使い心地の違い
子ども達と一緒につくったのですが、自分で作った石鹸を使うのは嬉しいみたい。
手洗いを嫌がらなくなったのが嬉しい効果でした。
固形せっけんを手こねでリメイク|まとめ
手こねで作る石鹸は思った以上に簡単でした。
(ただ、刻むのはちょっと大変)
本格的に作る石鹸の滑らかさには及びませんが、使い心地もなかなか。
次回は、もう少し細かく刻んで見た目もよく作ってみたいと思います。