象印の電気圧力鍋|煮込み自慢(EL-MB30AM-VD)使ってみた感想

象印煮込み自慢おうちご飯

材料を入れてボタンを押すだけ、「ほったらかし調理」のできる電気圧力鍋。

ガス火と違って火加減をしなくていいので、安心して使うことができる「圧力鍋」です。

色々なメーカーから発売されているので、どれを買うか迷ったのですが「象印 煮込み自慢」を買うことにしました。

実際使ってみた感想などお伝えします。

※本記事にはプロモーションが表示されます。

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象印煮込み自慢とは

煮込み自慢はこちら。

ワンタッチでガバっと空くフタの形状など、見た目ほぼ炊飯器ですね。大きさもほぼ炊飯器です。(ちょっと奥行きが長い)

内鍋はステンレス製で、両脇に取っ手がついて取り出しやすい形状。
テフロン加工は無いので、米などはくっつきます。

圧力調理や無水調理、温度調理(低温調理)などに使えます。

圧力調理の煮豚。

無水調理のドライカレー。

温度調理のローストポーク。

温度調理は10度刻みで設定ができ、ヨーグルトや味噌を作ったりパンの発酵も行えます。

>>象印煮込み自慢(EL-MB30AM-VD)の保温機能で白みそをつくってみた感想

タイマーで予定時間に調理ができあがる「予約調理機能」があるところも、「象印煮込み自慢」の特徴。

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煮込み自慢|調理方法などの特徴

付属のレシピブックには150ものレシピがあります。

ほとんどが自動調理でできるので、時間などの設定をする必要はありません。
自動の調理メニューはそれぞれのメニューに合わせて

  • 圧力調理
  • 温度調理
  • 無水調理

を行います。

もちろん、素材別に時間を設定する「手動調理」も可能です。

素材を対流させる可変圧力

煮込み自慢には、通常の圧力調理の他に「可変圧力」という調理機能があります。

可変圧力とは、1.2気圧と1.0気圧を交互にかけることで、鍋の中に対流が生まれるしくみ。

まんべんなく素材に調味料がしみこむというメリットがあります。
ただし、カレーのルーなどドロドロしたものは、手動でかきまぜる必要があります。

調理時に省スペース

出し入れする際には、ボタンで蓋が開きます。

蓋を外して空けるタイプの圧力鍋は、外した蓋を置いておく場所が必要ですよね。

こんな感じ↓

本体にくっついて開くタイプは、蓋を置くスペースがいりません。

象印煮込み自慢ボルドー

奥行きがあるので、置くスペースはしっかり考えてから買った方がいいでしょう。

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調理終了までの残り時間がわかる

圧力調理って、トータルで結構時間がかかるのです。

加圧するまでに内部を温め、加圧→減圧、と30分から1時間はかかります。

終了時間の表示がない電気圧力鍋の場合、はっきりした完成時間がわかりません。

というのも、圧力をかけえう「加圧時間」は設定するけど、減圧(冷ます)時間は部屋の温度などで変わるので一定ではないんですね。

象印の煮込み自慢は、終了時間の表示が出るので調理の段取りがしやすいです。

煮込み自慢(EL-MB30AM-VD)は予約調理レシピが豊富

予約調理は煮込み自慢の旧モデル( EL-MA30-TA)にはなかった機能。

朝具材をセット、夕方には出来上がってるというのはかなり便利です。

予約調理って、ただタイマーがついてて時間通りにできればいいのではなく、具材が傷まないように、加熱して保温、再加熱・・とデリケートな温度管理をする必要があるのです。

なので、予約調理に使える素材やメニューには限りがあります。

煮込み自慢の場合、予約できる調理メニューは、白米と玄米以外で48種類。
とりあえずこれだけあれば、夕食のメニューにも悩まずすみそう。

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象印 煮込み自慢のデメリット

象印煮込み自慢は、圧力が1.2気圧とやや弱め。

家にあるシロカの圧力と比べると低いんですね。(シロカは1.7気圧)

シロカ4L電気圧力鍋(siroca SP-4D131)使ってみた感想・口コミレビュー

例えば「イワシ」を骨まで柔らかく煮る場合

  • シロカの圧力鍋は約70分
  • 煮込み自慢は120分

と、素材を柔らかくしたい場合にはやや時間がかかります。

レシピを見てみると「圧力鍋」に特化したレシピというより「自動調理」の方に重点を置いているのかなと思いました。

つまり、シャープの「ホットクック」のように「材料を入れて自動で調理できる」機能に「圧力調理」をプラスしたイメージ。

容量小さめ

調理できる容量は1.5リットルとやや小ぶりです。

汁物などたっぷり作りたい場合は、物足りないかもしれません。

音が出る

煮込み自慢の熱源はIH(1500W)。

IHの炊飯器を使っている方はわかると思うのですが、カチカチと音がします。炊飯器のように蒸気を逃すような音も。

カチカチ・・プシュープシュー・・ウィーーーン・・・カチカチ、と結構うるさいので最初はびっくりしました。

セッティングと片付け

一番のデメリットはこれ、洗う時のパーツが多いのです。

内蓋のパーツが3枚あるので、最初は取り外しと組み立てにとまどいます。

とはいえ、「下にしてください」などの文字があるので、その通りに組み立てていけば大丈夫。

使用後は、この3枚の蓋を取り外して洗います。

ものにもよりますが、奥にセットする蓋2枚はあまり汚れません。

この一番内側の蓋は、肉などを煮たりするとベタベタに。

口コミを見てみると、この内蓋を食洗器に入れている人もいるので・・

我が家も最近はそうしてます。(メーカー推奨ではないので、自己責任になります)

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まとめ

なんといっても、「使いやすさ」がメリットの象印の煮込み自慢。

見た目も機能もほぼ炊飯器のようなので、安心感はあります。

メニューには減塩料理や、野菜の蒸し料理などヘルシーなレシピもたっぷり。

小さいお子さんや塩分が気になる人向きのラインナップです。

ガスを使わず圧力調理から低温調理もできるのは、思った以上に便利。

価格もホットクックほど高価ではないので、夕食作りが単調になってしまったり、夕方忙しくて手がまわらないお家にはおすすめの調理家電です。

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