横浜水道みち(すいどうみち)と桜の散歩道【大和市】

横浜水道みち(水道道路)は、相模川上流の水を横浜まで引く「横浜水道」として計画され、明治18年に工事着手。

英国人の技師ヘンリー.S.パーマー氏に設計を依頼。

日本で最初の近代水道として創設され、明治20年9月に完成、同年10月に配水を開始。

相模川と道志川の合流点、津久井村の三井取水口から、横浜市西区の野毛山浄水場まで44キロ。

標高差74メートルの傾斜を自然流下する水道設備です。

それまでは、多摩川の水を木製の樋で引水していたそうです。

 

工事の際に水道管を敷くルートの上に、レールを敷設してトロッコを使い工事資材を運びました。

その、トロッコの道が現在散歩道として整備され「水道みち」と呼ばれています。

そのトロッコの道は現在もほぼ残っていて、横浜水道局による『水道みち トロッコの歴史』の案内板26基をたどることができます。

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横浜水道みち|大和市近辺の跡地を歩く

横浜すいどう道の出発点は、津久井湖になります。

津久井湖の北部にある沼本ダムの下あたりが当時の取水口だったようですが、立ち入りができない区域のようですね。

津久井湖の真ん中あたり、津久井観光というボート乗り場の近くに最初の看板があります。

実際に行ってみるのは、ここから横浜に20キロほどの地点です。

工程は全44キロなので、頑張れば2日ほどで歩くこともできそうな気もするけど・・

ところどころで途切れて迂回する箇所もあり、実際は厳しそう。

水道みちと相模緑道緑地

相模緑道緑地というのは、終戦のころに作り始めた灌漑事業の一環で、畑に水を引くための用水路の跡地です。

今もジョギングやお散歩のコースとして利用している人も。

場所は相模原市鵜野森、淵野辺公園近く(相模原市松が丘1丁目)から、大和市との境目(相模原市上鶴間8丁目)までの約10キロ。

(途中の大野台で鵜野森方面への分かれ道あり)

水道みちと緑道緑地は東林間駅の近く、林間第4公園で交差、いったん離れて小田急江ノ島線を渡ったあたりで再び接近、しばらく二つの道は平行になります。

地図上の北側の道がすいどう道で、南側が緑道。

間違えないようにしないと・・

というのも、途中のアパートのあたりで緑道は「大和歩行者専用道」として南林間方面へと向かって行くのですいどう道とそれてしまいます。

相模緑道緑地
相模原市公式ホームページ「相模緑道緑地」についての記事です。

女子美術大学横の水道みち

相模原市にある、女子美術大学相模原キャンパス横、校舎とグラウンドの間に案内板の(9)

津久井の三井用水取入所から18km地点になります。

ここには『横浜水道の歩み』という案内看板もあります。横浜水道局と女子美術大学の協同制作の物でわかりやすい。

麻溝公園の中の水道みち

相模原の麻溝公園の中も、水道みちが通っています。

入り口を入って、橋を渡って遊ぶエリアに行きますが、その下にある細長い谷状のエリアが水道みち。
クレマチスなどの植物が植えられています。

公園を抜けて、県道507号線の麻溝台交差点とその先の交差点も超えたあたりに、次の看板(10)

この先は米国の敷地内に入るので、水道みちの上をたどることはできません。

東林間付近の水道みち

米軍の敷地を迂回して抜けると、南区南台3丁目の踏切(小田急小田原線)手前からすいどう道をたどることができます。

さらに進むと、小田急江ノ島線にぶつかります。

線路わきの相模原水道遊園に次の看板(11)

踏切りはなく、近くの踏切を渡ってすいどう道に戻ります。

しばらく歩くと、相模原市から大和市へ。

大和市を通りぬける水道みちは、桜の遊歩道として整備されています。

このまま進むと、境川に渡された水道管を見ることができます。

鶴間公園の中を通る水道みち

境川を渡ると鶴間公園の中に水道みちは続きます。(13)

最寄り駅は南町田、ここまで来たら電車でもとの小田急線沿線に戻る予定。

現在は工事中で閉鎖しているはずなので、中には入れないかも。

鶴間公園は、2019年秋に南町田グランパークとして、ショッピングと公園の複合施設として再オープンする予定です。

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まとめ

水道管の上を走るすいどう道、途切れてしまう個所もありますが、多くの部分が整備されて残っています。

緑道となっていて、まっすぐで歩きやすいので散策にぴったりです。

写真は随時追加していきます。

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