冬になると唇がガサガサ、乾燥ですぐ唇の皮がむけてしまいます。
長らくワセリンのリップを使っていたのですが、最近は荒れ具合がヒドくて・・
どうやら、ワセリンには皮膚の表面の保護機能はあっても、保湿成分は入っていないらしいのです。
そこで、保湿成分も含む「みつろう」でできたリップクリームを使うことに。
みつろうを使った無添加のリップ、市販ではあまり見かけないので自作です。
自作といってもキットがあって簡単なのですよ。
皮がむける人におすすめ|唇に優しい天然のリップクリーム
【ポストお届け送料無料】 手作りリップ&クリームキット 【ポストお届け可/25】
コチラのキットを利用しています。
リップクリーム作り方
材料をチンして溶かし、ケースに流し込むだけです。
一応手順を・・
セット一式。自分では耐熱の容器と、マドラーを用意します。
耐熱容器は、注ぎ口のあるタイプで。
リップケースに入れる時にこぼれてしまいます!
耐熱のビーカーはダイソーで買いました。
シアバター、セサミオイル、みつろうをビーカーに入れます。
(キットにあるホホバオイルはここでは使いません)
シアバターがくっついて離れない。
添付のマドラーと、自分で用意したマドラーも使ってこそげ取って入れていきます。
500Wで2分ほど、様子を見ながらチン。容器が熱くなるので気を付けましょう。
2分後。みつろうが溶けない・・追加で500Wで20秒加熱。
完全に溶けたら、リップの容器に流し入れます。
途中半分くらいのとこまで注いだら、一回トントンとして空気抜きを。
これをやらないと、表面が凹んだリップになってしまいます。
表面張力でギリギリまで流し込みました。
固まったら完成。
溶液は少し余るので、付属のホホバオイルを混ぜてチンするとハンドクリームとして使えます。
※私はそのまま別の容器に入れて、こちらもリップとして使ってます(写真左)
ワセリンのリップと天然オイルでつくるリップの違い
ワセリン主体のリップと、ミツロウ+オイルのリップの違いを調べました。
ワセリンリップの成分
ワセリンは、石油を高純度に精製したペースト状のオイルです。
水分の蒸発を防ぐ力が強く、色々な化粧品に使用されています。
「石油」というと肌に付けるのに躊躇しがちですが、元々は地中で精製される天然のオイル。
化粧品用に精製してあるものなので、もちろん安心して使うことができます。
このワセリンに保湿成分などを調合して、市販のリップクリームが作られています。
みつろうが主体のリップ
みつろうは、みつばちの体から分泌される「蝋」(ろう)。
ろうそくや、化粧品、クレヨンなどにも使われています。
口に入っても安全で、抗菌性や防水性に優れ酸化しにいという特徴があります。
パルミチン酸ミリシルという成分が主で、保湿や肌を柔らかくしたり、水分の蒸発を防ぐ効果も。
ただ、そのままでは硬いので
- シアバター(ステアリン酸やオレイン酸を含み、高い保湿効果と紫外線の吸着成分も含む)
- セサミオイル (ビタミンEが豊富で抗酸化作用と浸透力、皮膚再生効果がある)
を加えることで、塗りやすさや保湿効果などがアップします。
みつろうは、他の油脂や配合成分を均一化・安定させる働きもあるのでオイル類との相性はバッチリ。
リップクリームを作る際には、みつろうに混ぜるオイルを、オリーブオイルなど好みのものに変えて自分好みに作ることもできます。
ちなみに、香り付けにアロマオイルを少し入れてみたらヒリヒリしました。
敏感肌の人にはあまりおすすめではないかな・・・
ふーーん。でも本当にそんなにいいの?
唇の荒れに困った人が、最終的にたどり着くというリップクリーム「ジョンマスターオーガニック リップカーム」
成分を見てみると
- ミツロウ
- ヒマワリ種子油
- オリーブ果実油
- ホホバ種子油
- マンダリンオレンジ果皮油
- レモン果皮油
- ライム油
- アマニ油
- ルリジサ種子油
- モスカータバラ種子油
ミツロウに色々なオイルを加えて作られているんですね。
ということで、ハンドメイドのリップは「ジョンマスターオーガニック」のリップに限りなく近いのです。
まとめ
手作りのリップクリームは、キットさえあれば手軽に作れます。
今まで市販のリップがどれも合わないという人は試してみては?
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防腐剤など入っていないので、3ヶ月を目安に使い切りましょう。
※使用期限は、未使用の場合は届いてから半年以内
保存性を求める人にはジョンマスターオーガニックがおすすめ。
こちらは色々なフレーバーも楽しめます。