非常持ち出し袋って意外に高価ですよね。
家族分を揃えるとかなりの出費。
ただ、中身を見てみると100均のダイソーやセリアなどでも揃う物がたくさんあります。
今ある非常袋の補充も、100均の物ならお手軽ですね。
そこで当記事では
- 防災セットの中身リスト
- 100均で買えるもの・買えない物
- 防災セットの置き場所
などなど、実際にダイソーで見たり、買ったりした物などお伝えします。
非常持ち出し袋の中身リスト|100均でそろう物
非常持ち出し袋はだいたい5,000円~10,000円前後。
どんなものが入ってるかをチェックして、手持ちのバッグに100均で揃えて詰めちゃえばいいんです。
100均で買う場合、防災グッズ専用の売り場はほぼないので、
- 衛生用品
- トラベルグッズ
- 雨具
- カーグッズ
- アウトドアグッズ
あたりを探して揃えていきましょう。
【非常用持ち出し袋】①百均で揃う衛生用品
ケガの際や、避難所で過ごす時に必要な衛生用品は、ほぼ100均で買う事ができます。
必要なのは、
- マスク
- 歯ブラシ
- 綿棒
- カット綿
- ばんそうこう
- アルコール除菌スプレー
- 三角巾又は大判のハンカチ
- ウエットティッシュ
など。
水が使えないことを考えると、歯ブラシよりも、歯磨き用シートを買う方がいいかもしれません。(ドラッグストアで400円くらい)
ウエットティッシュは普段も使えるし、水が使えない時に重宝するのでいくつか買っておきましょう。
【非常用持ち出し袋】②百均で揃う防寒や防雨グッズ
移動の時や防寒に必要な物など。特に冬の災害に備えて揃えておきたいですよね。
アルミブランケットも100均にありました。
- レインコート
- アルミブランケット・シート
- 携帯スリッパ又はサンダル
- 軍手
- 携帯トイレ
避難所では毛布を貸してもらえることも多いけど、下に敷いて使ってしまうと掛ける物がありません。
なので、アルミシートを、スペースに余裕があればタオルケットも入れておくとよいでしょう。
避難所で過ごす場合、睡眠不足になると体力を奪われてしまいます。
眠りが浅い方などは特に、耳栓やアイマスクも入れておくといいかも。
- エアー枕
- アイマスク
- 耳栓
ダイソーの場合は、トラベルグッズまわりで揃います。
レインコートは雨具コーナーにありました。
【非常用持ち出し袋】③100均で揃う防災グッズその他
その他にも必要な物
- 電池
- 懐中電灯
- 呼子笛(人数分)
- 給水袋
- 電源タップ
など。
ライトは懐中電灯型や、ランタン型など色々あります。
暗い中での移動もあるので、キーホルダーになったライトは便利。
その他、
防犯用に、特に女性や子供にはホイッスルを用意しておきましょう。
中に玉が入っていると水に濡れた際に鳴りにくいので、玉の入っていない物で。
給水袋は、バーベキューコーナーにあります。
お金をかけなくても結構いろいろ揃いますね。
非常持ち出し袋の中身リスト|100均以外で揃えた物
100均で買えない物もあります。ホームセンターや通販で揃えておきましょう。
- 水(長期保存用)
- 乾パンや長期保存できるお菓子
- ラジオ
入れっぱなしになるので、非常袋に入れておく水や食料品は長期保存できる専用の物が安心。
避難所では、物資が届くまで「場所のみ」の提供の場合が多いのです。
なので最低限の食べ物は持って行きましょう。
水の他、お菓子やおせんべい、チョコレートなども入れておくといいですね。
食料品は、自宅にも備蓄しておきましょう。
同じ味だと飽きて来るので、色々な味の入ったセットがおすすめ。
非常食は3日分備蓄することが推奨されています。
日持ちのする非常食とはいえ、賞味期限があるので何をどのくらい備えるかは悩ましいですね。
災害時には、情報収集のためのラジオも必要。
単4電池などの、手に入りやすい電池が電源になるタイプがおすすめです。
連絡などに使用するスマホ充電用バッテリーも忘れずに。
バッテリーは、コンパクトで大容量な物でも3,000円前後。
10000mAhで、スマホのフル充電は2回分ほどできます。
USBだと充電し忘れてしまう人には、コンセントに差して充電しておけるタイプが便利。
ここから普段のスマホの充電もできます。
停電の時にどうやって・どのくらい充電できるかはよく考えておきたいところです。
おむつやミルクなど|家族にあわせてカスタマイズ
女性は生理用品、赤ちゃんやお子さんのいる家庭はオムツやおしりふき、ミルク、子供用のおやつも必要ですね。
女性には、目隠しできるタイプのポンチョもあった方がいいかも。
非難の際には現金も必要になりますね。
貴重品は避難袋に入れておくわけにいかないので、避難の時にすぐバッグに入れられるように、保管場所を把握しておくと慌てずにすみそう。
貴重品管理用に、小さいショルダーバッグも非常袋に入れておくと便利です。
非常グッズをまとめる物や置き場所について
中身が揃ったら、入れておく袋の準備が必要です。
小さいお子さんがいる場合は、なるべく両手が開くリュックで。
そして、
バッグのデザインは、女性でも赤やピンクではない物で!
女性というだけで犯罪のターゲットになりやすいそうです。
・・
ここまで読んで、やっぱり自分で色々揃えるのはメンドクサイ人には、お手頃な価格の非常袋もあります。
水や食料など、入ってない物は自分で追加しましょう。
これで2キロくらいの重量。
小さめのリュックがあれば、
- 防災頭巾
- レインコート
- 懐中電灯
- サンダル
- 軍手
- マスク
- ホイッスル
- シート
- 水・お菓子
などを入れて、子ども用にも非常袋を作っておくといいでしょう。
防災バッグは、押し入れの奥などに入れてしまうと、いざという時に取り出しにくいです。
玄関の近くや、部屋のクローゼットの出しやすい位置に置いておきましょう。
避難の時の注意点
避難する時は、ケガをしないようなるべく長ズボンなどで行くといいみたい。
細かい傷からバイ菌が入ってしまって、治療がすぐ受けられずに悪化していまうことも。
そして、家を出る時には火災防止の為、ブレーカーを落として行きます。
そして、ペットを飼っている場合。ペットを家に残していくわけにはいきませんよね・・
最近はペット可の避難所もあるので事前に調べておくと安心です。
犬の場合は狂犬病予防接種の証明がないと、避難所には入れないことも。
なので、必ず予防接種を済ませておきます。
まとめ
100均でもいろいろな防災グッズが手に入るので、まずは手軽に非常持ち出し袋を作ってみましょう。
非常持ち出し袋以外にも、ライフラインが止まった時のために
- 食料や飲料水
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー
- カセットコンロ
などなど、普段から家にストックしておきましょう。
風邪をひいて外出できないときや、急にスーパーなどで品薄になったときにも慌てずにすみます。