日本酒の「薄青瓶問題」はお酒の劣化を早めるビンがあるって?

青のシャンパンお酒

※画像はスパークリングワイン

「薄いブルーの瓶」に入ったお酒は「香りが劣化しやすい」(?)という話を聞いたことがあります。
この件について 「薄青瓶のお酒はヒネやすい」
※ヒネる=劣化臭がする

「いや、そんなことはない」 と、清酒業の方や販売店など一部で問題になったようです。

結構揉めたみたいなので、どういうことなのか調べてみました

薄青瓶の色はお酒の熟成に向かない??

事の発端は2016年の「秋田県総合食品研究センター」の報告書。

この中に「清酒のビン内気相とビンの色が熟成に与える影響について」というレポートがあったことです。
なんでも「薄い青」を発色させる際に使用する「微量の銅」の成分が、お酒の香りを劣化させるのだとか。
>>秋田県総合食品研究センター 報告

「Rice」という雑誌に載ったその内容を、日本酒ソムリエの千葉麻里絵氏がSNSで発信され話題になりました。

この発信を受けて秋田県の酒蔵「新政酒造」(あらまさ しゅぞう)の社長である佐藤祐輔氏が 「薄青瓶は使わない方がいい」と発言。
「新政」は入手困難でプレミアがつくことも人気銘柄なので、「薄青ビン問題」は波紋を呼ぶことに。

日本酒ソムリエ 千葉麻里絵さんとは

岩手県出身、保険会社のSEの仕事を経て飲食業に転身。
酒類総合研究所の研修に参加するなどして、日本酒のソムリエといわれる「唎酒師」の資格を取得。 海外に日本酒など日本食文化を発信する「酒サムライ」としても活動。

著書 「日本酒に恋して」(主婦と生活社)など 恵比寿にある創作料理のお店「GEM by moto」(ジェム バイ モト)プロデューサー

ビンの色はお酒の劣化につながる?

「瓶の色が酒質の劣化につながる」という内容を疑問視する声もありました。

「薄青瓶」と「茶色の瓶」に入れたお酒を試験センターで調査したところ、どちらも変わらない結果が出たとおっしゃる酒造メーカーさんも。

まとめ

「薄い青のビン」は、青い色の瓶が酒質を変えるのかどうかは実際のところよくわかりませんが・・。
日本酒は太陽光など光によって劣化しやすいので、濃い色の瓶に入れて出荷することが多く、薄い色の瓶は保存には向いていないということはあります。

ただ、さわやかなブルーの瓶は「生酒」や夏の「季節のお酒」などに使われることが多く、酒質が悪くなるまで熟成させることも少ないのでは?

そもそも家庭用冷蔵庫は生酒の長期保存には向きません。

ただどうやらこの件で、薄い青の瓶を扱う酒造メーカーさんや酒販店さんから、「酒ソムリエ」と呼ばれる人たちは反感を買ってしまったようですね。

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